不動産を売却した際には、売主から買主へ「物件状況報告書」や「付帯設備表」といった書類を発行します。
「物件状況報告書」は、所有している不動産に「雨漏り」や「給排水設備の故障」「シロアリの被害」などの有無についてや、「修繕履歴」「土壌汚染の可能性」「騒音の有無」「事故の有無」等、売主が知っている情報を買主へ告知するための書類です。
もちろん、告知いただいている情報については、事前に買主さんへお伝えしたうえで、契約に進んでいただきますが、この書面で不動産会社も初めて知るような事実が出てきてしいまうと、契約締結に至らなくなる場合もありますので、事前に漏れなく不動産会社に伝えておいた方が良いです。
「付帯設備表」については、建物内の設備機器やカーテン、照明器具といった物が何処にいくつ付いているかを書面にまとめたものになります。
内見をした時に確認をいただいていますが、不具合などがある場合もここに記載して買主に告知します。
こちらの書類に記載する不具合内容についても、不動産会社に事前に教えておいた方がトラブルが少なくなります。
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不動産売却時に発行する「物件状況報告書」「付帯設備表」とは?
公開日:
更新日:2024/10/13
カテゴリー: 不動産の豆知識  タグ: 付帯設備表 | 売買契約 | 物件状況報告書