床暖房があると税金が高くなる?

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更新日:2022/08/20

カテゴリー: 不動産の豆知識

暖房に関していえば、寒冷地でない限りエアコンがあれば用は足りると思いますが、選択肢の一つとして、あると嬉しいのが床暖房です。

床暖房をお使いの方から「部屋全体が暖まって良い」とか、「風が当たらなくて良い」「足元から暖まるので快適」という話を聞きます。

確かに、床面が暖かいので、素足で歩いていても気持ちが良く、特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、重宝すると思います。



床暖房には、2通りの方式があります。
設置されている床暖房の種類によって、暖まり方などに下記のような差があります。

<電気式>
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電気式は、電気式低温発熱体(発熱線)を内蔵したパネルをフローリング材の下に敷きつめていくだけなので、工事費用が安くすみます。

温水式と違い、部分的に暖めるので、キッチンなどの小スペースや短時間しか使用しない場所などに向いています。




<温水式>
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温水式は熱源機(給湯器と一体型もあります)で加熱した温水を循環させて室内全体を暖めます(熱源機を必要としないヒートポンプ式もあります)

電気式に比べると施工費が高い傾向にありますが「換気の必要が無い」「低温やけどの心配が少ない」「空気が乾燥しにくい」といったメリットがあります。

温水を温めて循環させるので、朝1時間だけ床暖房を使用するといった使い方だと、効率が悪く、ランニングコストも割高になってしまいますが、長時間付けているような場合は、電気式よりもコスト面でも安くなります。



注意点として、新築時に固定資産税を決めるための調査時に、床暖房設備が付いていると固定資産税が通常より高くなってしまいます。