不動産を購入するまでの流れは?

公開日:

更新日:2024/10/13

カテゴリー: 不動産の豆知識

以前、住宅ローン借入までの一連の流れをお話しましたが、今回は不動産を探し始めてから、お引越しをするまでの簡単な流れについて、お話したいと思います。

住宅ローン借入までの詳しい内容は、こちらを参照下さい。
◆住宅ローン 借入までの流れは?


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まずは、何となくでも良いので、希望の条件を決めます。
実際に物件を見始めると、条件が変わったり、追加になったりしていくと思いますので、この段階では大雑把でも問題ありません。

だいたいの条件が決まったら、その条件を基に物件探しを開始します。

すぐに不動産会社を訪問して、不動産会社の担当者と相談をしながら物件を絞り込んで行く方もいらっしゃいますし、最初はネットで希望の条件に合う物件があるかの確認をしながら、希望条件の修正をしていかれる方もいらっしゃいます。

いずれにしても、どこかの段階で不動産の内覧をしていくようになります。

不動産を探し始めてから、お申込みまでの期間は、人によって様々ですが、1件だけ見て希望の物件が見つかる方も、30件、40件と見ていても、希望に合う物件が見つからない方もいらっしゃいます。


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気に入った物件が見つかったら、不動産会社を通して申込みをします。

不動産の場合、基本的には申し込んだ順番により優先順位が決まりますが、
売主さんによっては、より条件の良い方を優先するという場合もあります。
(例えば「現金購入でローン審査が無い」「値引き交渉が無い」など)


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不動産の購入申込みをしたら、並行して住宅ローンの事前審査を行い、
住宅ローン審査を通します。


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住宅ローンの事前審査承認が下り、売主とも日程調整ができたら、「不動産売買契約」を行います。

審査する金融機関や選択する商品によって、審査期間は異なりますが、早い金融機関だと3日くらい、遅い場合だと1ヶ月近く掛かる場合もあります。

一般的には、不動産購入申込みから契約までの間は、1週間前後であることが多いですが、場合によっては、事前審査を行わずに売買契約を行う場合や、もっと短い期間で契約を行う場合もあります。

新築マンションなどでは、先に重要事項説明を行い、後日契約を締結するというパターンあります。


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不動産の売買契約を締結したら、住宅ローンの本申込みを行います。

事前審査が通っていれば、大抵は本申込みが承認になりますが、事前審査の時と
勤務先が変わっていたり、借入が増えていたりすると、審査が通らなくなることもあります。

本承認は、申請から10日前後で下りることが多いです。


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銀行と金銭消費貸借契約を締結します。
昔は、銀行に行って手続きをしなければなりませんでしたが、最近は店舗に行かなくても、ネットや郵送で手続きができる金融機関が増えてきました。


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居住中の物件や残置物が残っている物件の場合には、引渡し前に空室確認を行います。

空室確認以外にも、採寸、リフォームの打ち合わせなど、引渡し前であっても、不動産会社立会いの基であれば、物件内を引渡し前に再確認することができます。


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金融機関や仲介会社の事務所などに売主、買主、司法書士、仲介会社が集まって、残代金の清算や物件(鍵)の引渡し、所有権移転登記申請を行うことを不動産業界では「決済」と呼んでいます。

こちらも新築の場合や中古の場合、引渡し猶予がある場合など、色々なケース
がありますので、必ずという訳ではありませんが、一般的にはこの日の手続きをか完了させれば、取引は完了となります。


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リフォームが必要な物件の場合は、引渡しを受けてから工事開始となります。
(基本的に引渡しを受ける前に、工事を行うことはできません)

お引越しについては、引渡しよりも前に相見積りを取って引っ越し業者を選定しておく方が多いと思います。