不動産を取得された際には、所有権移転(保存)登記(一般的には司法書士に依頼をして行います)を行っていただくのですが、この時に登記される住所は、基本的には現在お住まいの住所となります。
今までは取得後に、この住所を新しい住所(新たに購入した不動産の住居表示)に変更していなくても、特に何もなかったのですが、2024年度施行予定の「相続登記・住所変更等の登記義務化」の改正が行われると、氏名や住所に変更があった場合には、変更のあった日から2年以内に変更登記を行うことが義務化され、正当な事由なく登記を怠ると5万円以下の過料が科されることになります。
不動産取得後すぐに手続きを行わずに先延ばしにしていると、住所変更をしなければならないこと自体を忘れてしまう可能性もありますので、不動産取得後は速やかに、変更手続きをしておいた方が良いかもしれませんね。
尚、司法書士に依頼をすると1~2万円くらい掛かると思いますが、自身で手続きを行なえば、住民票等住所移転が確認できる証明書と印紙代(数千円(物件によって異なります))の費用だけで済みます。
不動産の住所変更登記
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更新日:2022/08/20
カテゴリー: 不動産の豆知識