今回は、データを基に北区がどんな街なのかを見ていきたいと思います。
下記のデータは、北区が毎年公表しているデータ「北区勢要覧」の2019年版を基にしています。
◆概要
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北区の面積:20,610平米
北区の大きさ:東西2.9Km 南北9.3Km
区の木:さくら
区の花:つつじ
隣接区:文京区、豊島区、荒川区、板橋区、足立区
北区の広さは、23区中11番目の広さになります。
北区は南北に細長い形をしているため、東西は端から端まで歩いても約35分程度(80m=1分換算)で横断できてしまう距離です。
◆人口構成(平成31年1月1日時点※外国人人口を含む)
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総人口:351,976人
男女比:男174,910人(約49.7%)
男女比:女177,066人(約50.3%)
65歳以上の高齢者人口:87,760人(24.9%)
生産年齢人口:227,830人(約64.7%)
15歳以下の年少人口:36,386人(約10.4%)
北区は区外から若い世帯や子育て世帯に移住してもらえるよう子育て世代への政策に力を入れていますが、それでも15歳以下の年少人口の数は少ないですね。
◆人口の推移
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平成15年 328,895人
平成20年 332,029人
平成25年 333,132人
平成30年 348,030人
北区の人口は増加傾向にあります。
◆区立小中学校の児童数
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令和元年 小学校12,613人
令和元年 中学校4,405人
学年数が半分になる関係で、中学生になると小学生の児童数より少なくなるのは当然ですが、それでも2,000人前後の児童数が減っている計算になります。
この差が私立校への進学率を示しているとすると、約33%くらいの児童が公立校ではなく、私立校に通学している計算になります。
◆産業構成と産業別就労人口構成
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<産業構成>
1位 卸売業・小売業(23.5%)2,947箇所
2位 宿泊業・飲食サービス業(15.2%)1,910箇所
3位 不動産業・物品賃貸業(10.9%)1,370箇所
<産業別就労人口構成>
1位 卸売業・小売業(21.1%)26,379人
2位 医療・福祉(13.8%)17,207人
3位 宿泊業・飲食サービス業(11.2%)13,997人
個人的に以外だったのは、「建設業」関係がそんなに多くなかった点です。
また、事業所数が3位の「不動産業・物品賃貸業」が就業人口別になると4.1%と少なくなるのに対し、「医療・福祉」の事業所数が8.9%に比べて、就労人口が13.8%の2位になることから、医療・福祉関係は1事業所当たりの就労者が多いことがわかります。