不動産を売る時には、売却までに3ヶ月から半年くらいの期間を見ておくと良いと思いますが、これが半年以上経っても売れないとストレスを感じてきますし、「思っていたよりも時間がかかっているな」と感じた時には、売れない原因について考えてみたほうが良いです。
不動産がなかなか売れないときに考えられる原因
不動産が売れない原因というのは、いろいろあると思います。原因は一つとは限らず複数重なっていることもあります。
中でも大きな原因をピックアップしました。
1.価格が原因の場合
不動産を売却する際には、不動産会社の査定を基にして売却価格を決めることが多いと思います。もちろん販売価格は売主が自由に決められます。また不動産は買いたい人が一人現れれば良いので、査定どおりに販売を依頼する必要もありません。しかし今はインターネット広告などで、たくさん情報を見ることができますので、専門家でなくても何となく「適正価格はこれくらいかな」というのが分かりますし、お客様に物件を紹介する不動産会社も紹介することを躊躇するかもしれません。ですから相場より高過ぎる価格は、買主を見つけにくくなります。
2.物件の室内が原因の場合
購入希望者が実際に物件を見る「内見」の時の印象が購入の決め手になることも多いです。その際に室内が散らかっていたり、汚れや壊れているところが目立ったり、暗いという印象を持たれたりしたら、場所が気に入っても「買いたい」と思わないでしょう。
3.物件の立地・状況が原因の場合
例えば「駅から遠い」とか「買い物が不便」など、利便性が良くない立地ということで売却までに時間がかかっている可能性もあります。また土地や建物が特殊な形状だったり、再建築ができないなどで購入希望者が利用しにくいことが原因の場合もあると思います。
では、これら売却までに時間がかかっている原因が分かったら、次に改善策を考えてみましょう。
1.価格が原因の場合は、まず現在販売している不動産を似ている物件を調べ、それらの価格を参考にして相場を把握し、価格の見直しをしましょう。
2.物件の室内が原因の場合は、購入希望者が見に来た時に、気持ちよく見てもらえるよう室内を整理しておきましょう。住みながら売却する場合、家財があるのは当たり前です。煩雑になっている家財をまとめて置くだけでもかなり印象が変わります。暗いところは照明を点けておくなども必要です。
3.物件の立地・状況が原因の場合は、改善できないものもあると思います。不動産会社に相談して改善できるところは改善するとか、価格は安くなってしまうかもしれませんが、不動産会社に買取りをしてもらうことを検討するのも一つの方法だと思います。
このブログでは一般的なことを書きましたが、それぞれ売却している物件ごとに原因や改善策は異なります。トウリハウジングは売主様と一緒に問題を解決して、早期売却できるよう改善してまいります。