不動産売却を不動産会社に依頼すると、広告の範囲や方法について、希望があるか聞かれることがあります。
これは、近所の方に知られたくない等の理由から、同じマンションや近所に広告を入れないで欲しいとか、外観写真を載せないで欲しいといったご要望がある場合があるので、確認を行っています。
広告制限を設けてしまうと、「反響数」や「売却スピード」に影響が出てくる場合もありますので、できるだけ制限なく広告を行った方が良いですが、その種類の広告メリットよりもデメリットの方が上回っていると感じるのであれば、不動産会社にきちんと意向を伝えた方が良いです。
広告の種類としては、基本的なところで「レインズ(Real Estate Information Network System)」と呼ばれる国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営している不動産会社だけが閲覧できるポータルサイトへの登録があります。
この「レインズ」に物件が登録されると、売主から直接売却依頼を受けていない不動産会社でも、その物件をお客様に紹介できるようになります。
その他WEBの広告としては、「スーモ(SUUMO)」や「ホームズ(HOME’S)」といった一般の方が検索閲覧できるポータルサイトやホームページへの掲載、近年ではSNSや動画を利用した広告も増えてきています。
また、昔から行われている新聞への折り込みチラシやポスティング広告、現地販売会など、アナログな広告も併用しながら宣伝活動を行っていきます。
これらの広告費用は、基本的に仲介手数料に含まれておりますので、別途請求されることはありませんが、「テレビコマーシャルを流して欲しい」等、あきらかに費用が過大な広告依頼がお客様からあった場合には、別途請求される場合があります。