コンセントが壊れるってあまり聞いたことがなく、交換をする時って、コンセントにひび割れがあったりした時に危ないからと思って交換をしていたのですが、コンセントにも寿命があるようです。(あたり前かもしれませんね)
11月11日を日本配線システム工業会は【配線器具の日】と定めていて、定期的な点検を喚起しています。
日本配線システム工業会のホームページ(https://www.jewa.or.jp/)には交換時期の目安が記載してあります。
- コンセント・スイッチ・・・取付場所や使用状況によっては10年
- テーブルタップ(タコ足)・・・3~5年(環境や使用状況によって傷みの差があります)
ではテーブルタップの安全点検はどのような箇所をチェックすれば良いのかというと、以下の6項目になります。
安全点検①
テーブルタップ、コード、電源プラグが熱くなっていないか?
安全点検②
コードを動かすと、使用中の器具が点いたり、消えたりしていないか?
安全点検③
電源プラグの抜き差しが、ゆるくなっていないか?
安全点検④
電源プラグの栓刃の根元が焦げたり、溶けたりしていないか?
安全点検⑤
本体やコードにひび割れ、キズがないか?
安全点検⑥
電源プラグの栓刃が曲がっていないか?
ひとつでも当てはまることがあれば、新しいテーブルタップに交換をしたほうが良いとのことです。
テーブルタップや延長コードなどの発火事故はテレワークの普及・増加に伴い、急増しています。
テーブルタップのほこりや水分などの侵入による発火(トラッキング現象)なども多く発生しているようなので、定期的な点検の他にこまめにお掃除することも必要ですね。