十条駅の立体交差化の話しは、昔からありましたが、十条駅の再開発に合わせて話が進み、令和2年3月には事業認可も下りて、工事着手まであと少しという段階に入っています。
計画の範囲は、東京都立北特別支援学校付近から環状七号線を渡ったあたりまでの約1.5Kmです。
施工の手順としては、現在走行している場所の隣に仮設線を敷いて、「上り線」と「下り線」を交互に仮設線に移動しながら本線の位置に高架を建設していきます。
工期は着工から約10年前後と長期に渡るため、十条駅周辺はしばらくのあいだ仮設の状態が続きそうです。
近隣住民からは立体交差化による騒音の増大や日照問題など、不安の声も上がっており、高架ではなく地下を走行させることを
何故選択しなかったのか等、様々な意見もあるようです。
また、上記の立体交差事業に併せて、埼京線沿い東側の位置に道路整備も行う予定になっています。
十条駅の南側(北区立十条富士見中学校前)にある「原町踏切」から環状七号線の手前までの区間が整備対象のエリア(延長約980m)になっています。