先日【畳の表替えってなんですか?】
とお客様から質問がありました。
今は畳のお部屋が少なくなってきているので
リフォームなどでも畳に関する項目がなくなってきたなぁ~と
思っていたところでした。
まずは畳の名称を
①畳縁(たたみへり)
②畳表(たたみおもて)
③畳床(たたみとこ)
【畳表替え】は②畳表を新しく替えることをいいます。
調べると【畳裏返し】というのもあり、もともと畳は
裏表がないので、畳表をひっくり返して張り替える
という方法もあるそうです。
【畳表替え】をした時は①畳縁も新しくなります。
畳縁は色々な柄があり選ぶこともできたりしますね。
賃貸物件では畳の原状回復はフローリング
と同じように経過年数を考慮しないので
入居者さんが汚してしまった分、入居者さんの
負担で原状回復をしなければなりません。
以前、退室時の立会いで畳にカビが生えていた
ことがありました。
入居者さんに確認すると、窓を閉め忘れて雨が
吹き込んでしまった、ということでした。
多少の汚れや破損であれば【畳表替え】で済む
のですが、この時は畳自体がすでにフカフカと
柔らかくなってしまっていたので、畳自体を真新しい
ものに交換をしました。
【畳表替え】であれば価格的に5,000円程度が平均的ですが
畳を新調すると10,000円前後してしまいます。
他にもタバコの焼け跡や家具の移動などで
擦ってしまったなども対象になりますので
気を付けてくださいね。
畳表替えと畳の原状回復
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カテゴリー: 日々の出来事 | 賃貸関連