保証会社を利用するメリット

公開日:

更新日:2021/11/17

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暑い日が続きますが、すでに8月末。

秋が近づいているはず・・・なんとか乗り切っていきましょう!(*^^*)

さて、本日は賃貸募集のチラシに記載されている【保証会社】
について話をしたいと思います。

保証会社は正式には【家賃債務保証業者】といいます。

その名前のとおり、借主さんが滞納した家賃を代わりに立替てくれる
会社になります。
(立替ただけなので、保証会社は借主さんに請求をします)

昔は(今でもありますが)、連帯保証人さんを付けてもらうことで
貸主さんは家賃滞納リスクを減らしていましたが、今はほとんど
保証会社を利用します。

意外とここ最近の話かと思います。

保証会社を利用するときは借主さんが、保証料を保証会社に払います。

居住用の場合、基本的に賃料の50%が多いのですが、賃料の高いお部屋を
借りる借主さんにとっては少し負担になりますね。

ただし、最初の年だけで、翌年からは保証料は10,000円などと安くなります。
(保証料は毎年発生しますが、保証料は保証会社によって違ってきます)

なぜ貸主さんは連帯保証人ではなく、借主さんに保証会社に入ってもらう
のでしょうか?貸主さんにとって(我々管理会社にとってもですね)は
メリットがたくさんあります。

保証会社が保証してくれる内容をみると

①24か月分の賃料
②明渡訴訟費用
③残置物保管等の費用
④原状回復や更新料など

最近は独居高齢者の方も多く、室内で亡くなってしまうケースも多く
ありますが、その際の原状回復費用や空室補償なども付いてきたりします。

また、2020年4月には民法改正により、連帯保証人さんの極度額
(連帯保証人さんが負う可能性のある最大の負担額のことです)
の設定が必要となってきました。

極度額の定めはないのですが、貸主さんにとっても損のない金額を提示をする
と、逆に連帯保証人さん側にとっては『こんなに!』と反発をされてしまうか
もしれません。

このようなことからも極度額を設定しなくてもよい保証会社の利用が増えて
きているのです。