住宅を購入しようと考えた時、多くの方が住宅ローンの利用を検討されるのではないでしょうか?
そこで、今回は住宅ローンが組めるのかを自分で簡単にチェックできる方法についてご紹介します。
まず、割賦で組んでいる金額やキャッシングの有無とある場合は残高がどれくらいあるかを確認して下さい。
商品購入の割賦やオートローン等は、ある程度あっても平気ですが、キャッシングの残高が多かったり、お金を借りていなくても、所持しているカードが多すぎる場合は、借入額を減額されてしまう可能性もあります。
次に過去5年間にクレジットカードやキャッシングの返済で延滞が無いかを思い出して下さい。
携帯の機種代金は、月々の支払いが通話料と一緒に請求されるので、通話料を延滞していると気付かないうちにクレジットの方に延滞が記録されてしまっていることがあるので注意が必要です。
上記のいずれにも該当しない場合は、もうこの記事を読む必要はありません。
すぐにローン審査に進んでいただいて問題ありません。
逆に気になる点がある場合は・・・
個人情報の開示請求をすると、すぐに現在の状況がどうなっているのかを知ることができます。
日本には信用情報を管理している個人信用情報機関が3つあります。
・CIC(シー・アイ・シー)
CREDIT INFORMATION CENTER
主にクレジットカード系の信用情報を扱う機関です。
開示請求 https://www.cic.co.jp/mydata/index.html
・日本信用情報機構 (JICC)
Japan Credit Information Reference Center Corp.
消費者金融や銀行など幅広い金融機関が加盟していますが、メガバンクは加盟していません。
開示申請 https://www.jicc.co.jp/kaiji/
・全国銀行協会(JBA)
Japanese Bankers Association
主に金融機関とその関係会社の信用情報を扱う機関です。
開示請求
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/
個人情報の開示をするのは、基本的に上記3つのどこでもかまいませんが、CICかJICCが良いかと思います。
どこでも良いと言った理由は、上記3つの機関は情報の相互交換(CRIN(クリン)情報)を行っているため、どこの機関からでも同じ情報(詳細は分からない場合があります)を知ることができるからです。
取り寄せた記録の中に延滞の履歴があったり、「異動」や「保証履行」といった文言が記載されている場合は、借入審査が厳しくなったり、借入が困難になる可能性があります。
特に「異動」や「保証履行」といった記載がある場合は、世間一般で言うブラックリストに載った状態(実際にはブラックリストと呼ばれるものは存在しません)になりますので、借入はそうとう難しくなってきます。
延滞記録や異動になってしまっている場合の対策としては、できるだけ早く延滞を解消するしかありません。
延滞だけであれば2年間(JICCは1年間)で消えますが、異動になってしまっている場合は、5年間履歴が残ります。
5年経てば記録が消えますので、ローン審査も普通に通るようになります。