隣の敷地との間にある境界塀やブロック。
隣との境界がこの塀やブロックでない場合も
あります。
例えば、境界塀を建てる時に
境界ギリギリに建てる業者さんと
境界から1~2センチほど下がって建てる業者さんが
います。
ギリギリに建てると経年で塀が傾いたときには
隣の敷地に越境してしまう場合があります。
境界から下がったところに建てると
隣地の方から塀が境だと主張される心配も
あります。
写真を撮って覚書を交わしておくのが
良いかもしれません。
以前、弊社が購入した土地の測量を
土地家屋調査士に依頼しました。
測量してみると境界のブロックが数センチ越境していたので、
土地家屋調査士が隣地の方に伝えたところ、
「このブロックは境界の内側に父が建てたもので、
出ているはずがない」
と言われたそうです。
土地家屋調査士は境界確認した資料を
見せて説明したところ、
ようやく納得してくれたそうです。
境界塀は頻繁に建て替えるものではありませんし、
建てる際に間違っているということも
考えられます。
境界で揉めるのは、
このような思い違いという場合もあります。