今回は戸建のお話です。
不動産を探すために、ネットで検索したり、不動産会社に行って図面を渡された時に「中古戸建」ではなく、「テラスハウス」と書かれた図面をご覧になったことはないでしょうか?
「戸建」は、「一つの建物に一世帯が住んでいる建物」を指しますが、「テラスハウス」は、「壁などを共有したつながった一連の建物」の総称です。
「連棟式建物」と言ったりもし、時代劇などに出てくる「長屋」と表現するのが、一番分かりやすいと思います。
連棟式にも2通りあって、1つは隣家と壁を共有している場合。
もう一つは、壁は各々独立していますが、電車を連結するように家と家をつなげて、数珠つなぎにした状態になっている場合です。
つながっている家の数は、特に決まりは無いようですが、2棟で1戸の場合や、6棟で1戸になっている場合等、様々です。
各々独立した壁である場合は、隣家と切り離しやすいですが、壁を共有してしまっていると、切り離しはかなり大掛かりな工事になります。
注意点としては、切り離しをしてしまうと建て替えが出来なくなってしまうことがあったり、ノンバンク等でないとローンが組めないことが多いです。
但し、基準を満たしている場合に限り、フラット35でローンを組むことが可能です。
テラスハウスって聞いたことありますか?
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更新日:2022/08/20
カテゴリー: 不動産の豆知識